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家庭での洗濯のお話

私たちの地球上で、“水”の総量は、約16億立法キロリットルとされています。

地球の表面積の約71%を水が覆っているためです。

97.47%(約13.68億立法キロリットル)が海水で、

約2.53%(約3500万立法キロリットル)が淡水になります。

淡水(約2.53%)約3500万立方キロリットルの内訳としては

氷河・雪が約2.45%(約3400万立法キロメートル)

地下水が約1.02%(約1400万立方キロメートル)

地表水は約0.03%(約40万立方キロメートル)です。

地表水とは、雨水や河川水などで、私達が飲水などに使用している

しかし、水質は軟水から硬水。アルカリ性・中性・酸性まであり

一般的な洗濯方法にはかくはん水流型とドラム型があります

かくはん水流型は、水をためてかき混ぜて洗う方法で                    ドラム型は、持ち上げ叩き落す方法です 

家庭では、水(湯)を使い工業的には、石油系・パークロエチレン系の​油剤を使う方法があります

ニットの家庭での洗濯方法

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ストライプや、インタ-シャ等で色汚染なく、縮絨をするのは      ①前精錬 ②縮絨 ③後洗いとするのが一般的であると考えます。

ニットの仕上加工を大別すると、ニット製品の形とか構成状態を整え、より完全な製品とするための「仕上加工」と、それよりも一歩進んでニットの性能を改善し、その用途に応じる、より適応した性能の ものにするか、あるいは何らかの付加的な処理を行う「処理加工」があります。

「仕上加工」には、乾燥・生地の幅出し・蒸熱加工・乾熱加工・         アイロン加工・プレス仕上・セット加工などがあります。

「処理加工」には、縮絨・防縮加工・防虫加工・シルケット加工・     樹脂加工・吸湿加工・パーマネントプレス加工・柔軟加工・             プリーツ加工・起毛加工・ミンク加工等があります。

縮絨は毛製品にする処理加工で薬品と機械操作によって                おこなわれる。

その目的は羊(獣)毛のフェルト性を有効適切に発揮させることによって、製品の長さと幅を収縮・安定させ、編目を密にし美しくしてコシを持たせる事にある。 

この結果、生地の光沢や感触も向上し、全面をフェルト毛で覆う   ことによって生地質や外観を改良、あるいは強さを加えることも  出来ます。

この縮絨加工は、特に紡毛製品には不可欠の加工といえるもので、紡毛独特の風合はこの工程によって初めて作られます。

機械としてはワッシャーが用いられ、薬剤としては、石鹸を主に、炭酸ソーダ・リン酸ソーダが共用されています。

処理方法としては、溶液は低温が適当で、温度が高すぎたり、      回転が早く圧力が強すぎると、製品がフェルト化し伸縮性が          なくなります

前精錬で染料を脱落させるこの時に落ちた染料が再汚染しないように温度は出来るだけ低くします。その後本縮絨をします。

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よほど汚染がきつい時は、前精錬でハイドロを0,5~0,8g/L  いれればよいですが

     ① 少し色が変わることがある。  

     ②   リンキング糸に綿・レ-ヨンスパン糸を使わないこと  

     ③   刺繍・ワッペンに綿・レ-ヨンスパン糸を使用 しない                    ことの条件が考えられるが、テストを数回繰り返し行い、             確認後本生産してください

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