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​化学繊維

化学繊維には、再生繊維、半合成繊維、合成繊維があります。

化学繊維は糸にする場合、個体の高分子の物質を一旦液状の物(原液)にして、多数の穴の開いた口金(ノズル)から 押し出すと同時に一方でこれを引っ張りながら再び繊維状個体に戻すという工程が必要です。                            この工程を紡糸といい、科学繊維だけにみられるものです 。

化学繊維の紡糸法

化学繊維の紡糸法1.png

化学繊維は上記の方法でノズルから抽出し紡糸して作るものですが、特殊なノズルを使うことで、三角や、星形等の断面をもつ繊維(異型断面糸)を作り出す事が出来ます。

この様にして出来た繊維はフィラメント(長繊維)とステーブル(短繊維(長繊維に適当な縮れをいれて切断したもの))とに分けられる、これに紡績工程を経て糸になります。

したがって化学繊維は、同じ素材の物から長繊維と短繊維の二つを作ることが出来ますが、それぞれの素材の性能に於いて長繊維を主体にする物           ナイロン・アセテート など

短繊維を主体にする物 アクリル などがあります。

        化 学 繊 維 の  原 料 製 造  系 統 図

化学繊維の原料製造系統図1.png

   化 学 繊 維  製 造 工程図

化学繊維製造系統図(乾式・湿式)1.png

   化 学 繊 維  製 造 工 程 図 

       湿 式 紡 糸

化学繊維製造工程図2.png

繊 維 性 能 表      A

繊維性能表A.png

 繊 維 性 能 表      B

繊維性能表 B.png

    繊 維 性 能 表      C

繊維性能表C.png
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