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生産計画のお話
Production schedule

加工指図書1.png

​サンプル作成工程表

サンプル作成工程表1.png

生産計画 

現状のアパレルを含む生産工場に於いては、加工賃の決定についての基準は、それぞれの経営事情も異なりますが、単純に工程の時間単価だけで工賃を計算することはできません

デザイン・素材・アイテム(①項目、事項 ②(衣服の)品目 ③装身具、持ち物    Item・  

商品の特徴や、上代の違いでの品質と技術力と加工時間の長短、工場と各ブランドとの貢献度合い等の割り切れない条件まで、組み込まれた中で時には加工工賃は決定されている  

しかし、基本的には、工場経営事情は別にして、工場においての技術の標準に基づいた標準時間の確立が、原価の見積りの基礎であり加工賃決定の基準となる 

又、商品の多品種化・高品質化・低価格・短納期・アイテムの特徴・素材の特徴などが工場の価格競争に打ち勝つ重要な要素であると思われます 

日程計画 

工場での生産計画は、売上目標達成・納期日の厳守・設定した品質の達成の為に綿密な計画を立てなければならない

生産計画案に基ずき、生産会議を行い、納期状況などを考えた上で、最も生産の上がる様に、アイテムや斑別に日程計画の作成をする   

又、日程計画を組むためには、工程別標準時間を活用します

(作業者の技術習熟度・素材の難易度をも加味し、精度の高い日程計画を組む)一日(8時間)の生産目標を立てて、その目標に対しての実績を記入し、問題の提起と共に実績に応じて計画の、見直しもしなくてはならない

年間の生産計画

まず、ブランド別・アイテム別・ゲージ別・その他をライン別に年間総枚数を出す 

次に一ヵ月単位で、ライン別に工場の計画を作成。

 それには具体的に、品番毎に枚数を入れ、日別の現況表を作成します。 

一週間単位で、ライン別に生産計画を作成、各部門に提示

生産計画表記入項目     

品番・投入数・投入期間・日数目標数など 

各ラインの責任者は、毎日生産計画表に、実績・累計枚数・残枚数を記入しチエック・問題点などを検討・原因を追及し速やかに解決する。

生産管理者は、裁断・縫製・外注・検査・プレス・出荷等の進歩状況を、品番別にまとめ、誰でもが見られる様にする。(目で見る管理)

自分たちの業務が終わると一人一人が前後の部門の進歩状況を把握する

資 材 

生産工場で、商品作りの入口として、材料投入は一番大切な業務です

生産ラインの構成上では、それぞれの生産計画の日程が異なるが、ライン投入までの日程計画の通りに、品番毎の資材がスムーズに揃える事が、工場の生産に対する最重要事項です 

サンプル                                                                     生産工場が「 損 」をなくする為に各種仕様書の解釈の違いを確認し、量産に投入するにあたっての各種情報掴む為に“サンプル“を作成します

デザイン意思の確認 

パターンチエック 

長さ・寸法・合印の確認、袖ぐりと袖付けの寸法確認、衿ぐりと衿付けの寸法確認   

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