シャツスタイル
前身頃
1) 前身のパターンは前丈より2㎝長い
最終のシャツの長さが84.0㎝だから前身のパターンは 86.0㎝になる
2) 前身の幅は周り寸法の1/4だから、107㎝÷4=26.75 ㎝ となる
ゆえに、まず縦86.0㎝、横26.75㎝の方形を引く(A・ B・C・D)
3) 線(AーB)上にAから 5㎝ の点を定める
点Eは1サイズ毎に 0.2㎝ B側に移動する
4) 線(AーD)の延長線上のAから0.6㎝の点Fを定める
点Fは前身の衿ぐりの基点なのでいかなる時もFの位置 は変らない
5) 点Fを基点に(E-G)を引く。
線E-Gの長さにヨークのパターン線N-L-M-O を加えた数字はサイズ14の場合は19㎝になる
この首回りの1/2の値は1サイズ毎に0.7㎝増加する
6) 線(A-B)に平行に4.5㎝の所、平行線(H-I) を引く
(AーB)と(H-I)の距離4.5㎝は全サイズに共通。
7) 肩線(E-J)を引く
(E-J)の長さは16㎝で1サイズ毎に0.7㎝増す
8) 線(A-B)から14.5㎝の所に平行線(L-K)を引 く。
(L-K)の距離は1サイズ毎に0.3㎝増える
9) 線(K-L)に点Kから20㎝の点Mを定める
(K-M)の距離は1サイズ毎に0.5㎝増す
10) 点Jと点Mを直線で結ぶ
11) 線K-L上の点Mから9.0㎝の点Oを定める
(M-O)の距離9.0㎝は全サイズ共通とする
12) 点Oを基点にして半径9.0㎝の円弧(M-N)をひく
13) 前身頃のアームホール長で、線J-M-Nは、
サイズが14で22.3㎝で1グレード毎に0.7㎝増える
14) 点Nから脇のマチ止まりの点Pまでの距離は45㎝
このN-Pの長さは全サイズ共通
15) 点Cを基点として1辺の長さ12.5㎝の正方形
C-S-R-T-Cを作る
点Rを基点に半径12.5㎝の円弧(S-T)を引く
16) 持出しとして線(A-D)と平行して線(U-X) を引く。
線(A-D)と(U-X)の距離は全サイズ1.25㎝ で定長
17) 線(V-G)は線(G-E)の反転された円弧の一部
18) 前身頃の見返しは6.5㎝幅で首の付根から裾までの84 ㎝(全長)

後身頃
1) 後身のパターンは最終のシャツの長さより2.5㎝短い
幅は前身頃の最終パターン幅の29.25㎝となる
2) 従がって、縦は81.5㎝、横は29.25㎝の
直方形A-B-C-Dの線を描く
(A-B)の長さは1グレード毎に1.3㎝増す
3) 線(AーB)から2.0㎝下に平行線(E-F)を引く
4) 線(EーF)上にヨークの長さの半分に2.0㎝を加えた
長さをE点から測り点Jとする
サイズ14のヨークの長さは44㎝だから
E-Jの長さは44㎝×1/2+2.0㎝=24㎝となる
2.0㎝を加えるのはヨークとの縫目で入れる
タックの為の分量で全サイズ共通になる
5) 線(A-B)上にJからの距離9.0㎝の点をKとする
6) 線(K-J)を結ぶ
前身頃のパターンを点Jで重ね、前身頃のアームホー ル底の点Nが、後身頃パターンの線(B-C)と一致 させて前身頃のアームホールの形を後身頃に移す
7) マチ止まりの点PはMから45.0㎝
8) 出来た後身頃のパターン(A-D)線を、折返し線と して反転し、トータルの後身頃パターンを完成する
