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各種染料の特色

精 錬 剤 ソーピング剤

染色助剤
染色助剤とは、染料が布に染着するまでのプロセスにおいて、染料があまりにも早く吸着する為に生じる濃・淡斑や、浸透力、分散力が不足する場合に生じる不均一染の現象をなくする目的に使うものである
基本的には、下記の二種の方法を使って染料の染着速度を抑える イオン性繊維においては、
最初に吸着斑イオン部を反対電荷の活性剤で吸着飽和するか、染 料の持つ荷電を、反対荷電を持つ活性剤で中和する。
+-電荷の複合体として吸着速度を抑える
セルロース系繊維
水溶性染料では、染料との親和力をより高め単一溶解分子にすることにより染着速度を抑える
疎水性繊維
水溶性の低い染料では、染料の親和力を高め単一溶解分子にすると同時に繊維に対する親和力を抑える
前精錬で染料を脱落させるこの時に落ちた染料が再汚染しないように温度は出来るだけ低くします。
その後本縮絨をする。
よほど汚染がきつい時は前精錬でハイドロを0.5~0.8g/L いれればよい が
① 少し色が変わることがある。
② リンキング糸に綿・レ-ヨンスパン糸をつかわないこと
③ 刺繍・ワッペンに 綿・レ-ヨンスパン糸をつかわないこと
の条件が考えられるが、テストを数回繰り返し行い、確認後本生産してください。

精錬や前処理工程で使用した薬品、染色中の夾雑物・ 発生するオリゴマー等に 配慮がいる

一般的にウールの混紡率が低くなるほど毛足が出にくい。
ゆえに温度を42℃~43℃位まであげる
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